GOOD DESIGN AWARD 2007

従来のオフィスチェアは、“深く座りかつ直立および後傾の姿勢”を前提に設計されていますが、着座姿勢の定点観測の結果、腰をしっかり支え、理想的な姿勢・着座をしている人は3割程度であることがわかりました（当社調査による）。 その課題を解決するために着座すると座が下がるPSS機構と、ランバーを前方に押し出すALS機構を連動させた世界初の新機構を開発しました。背面にはこの動きに対して柔軟に追従する、樹脂とゴムの中間の性能を持つエラストマー樹脂を採用。面ではなく線で背中に接触することで長時間座っても蒸れる心配がありません。更に縦リブ半透明のデザインは光が透過する連子格子や障子を連想し、日本の美意識を表現しました。

業界初の女性のためのイス。 事務職を中心とした女性ワーカーの長時間の着座による女性特有の悩みを解消します。洋服は自分のサイズに合わせて選ぶのに、１日中座っているチェアは全員同じでいいのか、という疑問からの１つの回答です。 男女の骨盤形状の違いや筋肉量の違い、女性特有の足のむくみへの軽減など日常的に抱える問題を解消します。慶応大学との共同研究により、従来品と比較して43％むくみが軽減することが確認されました。女性の体のことを真面目に考えて作ったイスです。働く女性の快適な環境作りを応援したいという願いが込められています。

心地よいオフィス空間とは何か？というコンセプトの元に生まれたフロウラウンジ。「Garden」をデザインモチーフとした家具シリーズは芝生をイメージした張地を使ったチェアやベンチ、植木鉢の形をしたスツールなど、屋外のデザインモチーフを室内に持ち込むことにより心地良い空間を演出し、人と人とのコミュニケーションをよりフレキシブルでインフォーマルなものへと促します。

高さ1500mmで40脚積むことができる収納性能に優れたスタッキングチェアです。 そのスタッキング性能と軽量な本体重量は女性でも無理の無い高さでのスタッキング作業を可能とし、積載の作業をより安全に行うことができます。 また積載効率の良いことで、１台の台車に大量に積載でき、不使用時のバックヤードの占有面積も少なくて済みます。

農産廃棄物である麦藁をホルムアルデヒドを含まないバインダーで成形した合板を使用した、会議用テーブル・ダイニングテーブル等に使用可能な多用途テーブル。焼却処分されている麦藁を使用することによりCO2の排出量を削減すると共に廃棄時に有害物質による汚染を起こしません。他の主材料は再利用可能なアルミニウムを使用し環境に優しい設計になっています。当然分別設計を採用しており部品は完全に分離可能です。エコ商品でありながらデザイン性、価格、品質を兼ね備えた商品です。

オフィスにおいて、会議室や執務個室等と通路間、または部屋間を構成する間仕切です。ガラスを使用したパネルパターンが豊富で、オフィスをより開放的に明るく演出できます。ガラスフレーム形状は、シンプルな矩形を基本に幅・見付の寸法比率の規則性を持たせ、安定感とスリム感の両立を実現しています。ガラスの納まりも3種類あり、部屋の雰囲気、使用目的により、選択できます。 特にダブルガラス、サイドガラスは、枠・扉がフラットに納まる標準ドアとの組合せで、連続性を強調した壁面を構成できます。またセンターガラスブロックタイプは、3ｍ幅まで対応できるので、ダイナミックな壁面が構成できます。

「システマセキュアロック」シリーズはオフィスでのセキュリティ対策として、収納キャビネットに後からでも簡単に取付けが可能な後付錠シリーズです。従来の非接触ＩＣカード認証タイプに加え幅広いご要望にお答えして、新たにテンキー式で安価な「テンキー認証タイプ」、触っただけで認証し、解錠できる、接触式通信タグを利用した「手ぶら認証タイプ」をラインナップしました。従来の鍵での施錠は鍵そのものの管理の煩わしさがありますが、この商品は使用中のキャビネットに取付けるだけでその煩わしさを解消します。取付けも粘着テープで簡単に、必要な箇所、１扉、１引出し単位からできます。また他社キャビネットにも取付けが可能です。