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原子力規制庁により実施された津波など外部からの浸水を防ぐための水密扉の試験において、当社が納めた試験体に不適合があり、試験条件に示された基準値以上の漏水が発生いたしました。

試験体に不適合が発生した原因としましては、製造した扉の裏板とフレームのシール溶接がなされていなかったことと、ゴムパッキン接着部に一部の剥離が認められたことです。

なお、当該試験体につきましては、再製作し試験が完了していますことを付け加えさせていただきます。

本事案を受けて、不適合品が発生した試験体と同タイプの水密扉を順次点検しております。既に全納入数の９割の点検を完了し、残り1割についても早急なる点検の実施を予定しております。

今般、多くの関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることを心からお詫び申し上げるとともに、今後は、品質管理を徹底し、再発防止に努めてまいることを真摯にお約束申し上げます。