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2022/11/21
ソリューション プレスリリース

イトーキ、静岡聖光学院との実証研究プロジェクトが文部科学省『次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業』に採択

『メタバースを活用した探究/協働学習・リモート国際交流の実践』をテーマに次世代の『学びの場』教育環境と教育カリキュラムをデザイン、メタバース環境でのコミュニケーション/グループワークの実証研究を開始

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:湊宏司 以下イトーキ)は、 学校法人静岡聖光学院(所在地:静岡県静岡市駿河区小鹿 理事長:工藤誠一 以下静岡聖光学院)との、メタバースを用いた仮想空間と現実空間の学習環境のデザインと、教育カリキュラムの構築プロジェクトが、文部科学省『令和4年度 次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業』に採択されました。

静岡聖光学院との実証研究プロジェクト

「令和4年度 次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業」は、「GIGAスクール構想」による「1人1台端末」の活用が進む中、目指すべき次世代の学校・教育現場等を見据えた上で、教育の質の向上を図るとともに、新たな政策課題に対応するため、教育現場で活用し得る先端技術や教育データを効果的に利活用するための実証等を行う事業です。

イトーキは、静岡聖光学院とデジタルを活用した探求力/表現力/コミュニケーション力の醸成を目的とした実証研究を行っており、今回その活動が文部科学省の国家事業として採択されました。

使用するデジタル技術はVR(メタバース)技術で、物理的な制約や距離・コストに囚われず、自由に表現した成果物の発表を行う「研究発表会」と、アバターの身振り手振りを交えつつ対面以上に気がるに英会話を行う「国際交流会」の2つのテーマで実証を行います。
「研究発表会」では、メタバース空間を生徒自身がデザインし、動的な表現や通常教室に持ち込めないものを持ち込むなど、現実では表現が難しい方法も含めて生徒が自由に表現を行える環境を構築します。
「国際交流会」では、日本と海外の生徒が同じメタバース空間に入り、ヘッドマウントディスプレイの機能を使って身振り手振りや相手との距離感を感じられる対話環境を構築します。

研究発表会で生徒が構築した空間

研究発表会で生徒が構築した空間

メタバース空間を利用することにより、生徒の自由な表現を用いた新たな探究型学習の実現が期待されると共に、遠隔の人とも身振り手振りを交えたリアルに近いかたちでの対話型学習の実現が期待されます。

イトーキは、本事業において技術提供元として、教育的な観点からメタバース空間における要件設計、バーチャル教室構築、及びヘッドマウントディスプレイを教室で利用する上での要件設計を行います。

イトーキのワークプレイス事業について

株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。

コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、ワーカーが"集合して働く"環境づくりのための製品・サービスのほか、在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの"分散して働く"環境を支える商品、さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。

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