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2022/07/22
お知らせ プレスリリース

イトーキ、マテリアリティを刷新した「統合報告書2022」を発行

2050年カーボンニュートラル目標を表明し、サステナビリティ経営を加速。ESG DATA BOOK 2022も同時発行

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:湊宏司)は、「イトーキ統合報告書2022」を発行し、イトーキ公式ウェブサイトにて公開しました。サステナビリティ経営を実現していくうえで、その歩みを強める変化・進化としてマテリアリティ(重要課題)を刷新し、また脱炭素にむけた2050年カーボンニュートラル目標(※1)を表明しました。さらにウェブサイトでは、サステナビリティ経営の実績を数値でくわしく示した「ESG DATA BOOK 2022」を新たに公開しています。 

  1. 対象範囲)Scope1、 Scope2
ITOKI Integrated Report/統合報告書2022

本報告書では、価値創造プロセスの全体像や2021年度よりスタートした中期経営計画「RISE ITOKI 2023」における進捗や事業別戦略のほか、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを 、 E(環境)S(社会)G(ガバナンス)の観点から総合的に取りまとめて掲載しています。また、 2021年に当社が初めて「統合報告書」として発行したものから財務・非財務双方において情報量を大幅に増やし、当社の事業活動について皆さまにより理解を深めていただける内容となっています。

CONTENTS

イトーキの価値創造

2022年3月に社長に就任した湊より、『明日の「働く」を、デザインする。』の実現に向けた5ページにわたるメッセージを、また、 132年の軌跡をまとめた価値創造の歩みを掲載しています。

価値創造の仕組み

イトーキを支える6つの資本と、それらが創り出すバリューチェーンを可視化しています。その上で、事業環境を取り巻くリスクと機会を特定・開示し、マテリアリティを再定義。まとめとして、これからのマーケットニーズや社会課題に応えるべく価値創造プロセスの全体像を掲載しています。

成長戦略

中期経営計画の進捗状況、事業別戦略、財務戦略等のほか、 ESG経営の具体的な取組みについて掲載内容の充実を図りました。

経営の基盤

コーポレート・ガバナンスやリスクマネジメント、コンプライアンスについての考え方や体制にはじまり、社外取締役メッセージや役員一覧、非財務ハイライト等を掲載しています。

PICK UP

■マテリアリティの刷新

新しい経営体制のもと当社のミッションステートメント『明日の「働く」を、デザインする。』の実現に向けて社会課題との関わりを改めて捉え直すなかで、ステークホルダーの皆さまにより分かりすい形でマテリアリティ(重要課題)を示すことが重要と認識し、再定義しました。
新しいマテリアリティ『社会と人々を幸せにする』・『会社と社員が幸せになる』とこれに紐づく重要テーマを軸に事業活動を推進し、社会課題を解決することで、持続的な社会と企業の成長につなげていきます。

マテリアリティ(重要課題)について

■2050年カーボンニュートラル目標を表明

Scope1・2(※2)のCO2排出量を2050年までにカーボンネットゼロとする目標を設定し表明しました。マイルストーンとして、 2030年目標Scope1・2で50%削減、 Scope1~3(※2)で30%削減(ともに2013年比)を目標に掲げています。なお、当社グループのCO2排出量の多くはScope3(※2)カテゴリー1「購入した製品・サービス」が占めるため、今後集計の精緻化を図るとともに、サプライヤーの皆さまとさらなる協働体制を構築し、 CO2削減への取り組みを進めていきます。

  1. Scope1)事業活動による直接排出、 Scope2)事業による間接排出、 Scope3)サプライチェーンによる排出
Environment 環境 TCFDへの対応
【関連情報】

■新たに「ESG DATA BOOK 2022」を発行

ESG経営の着実な歩みとして、従来掲げているマテリアリティに対するKPIの達成状況および、環境・社会・ガバナンスの実績をくわしく開示しました。

【主な開示内容】
  • 環境...サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量、カーボン・オフセット量 等
  • 社会...女性管理職比率、育児休業取得率、エンゲージメント調査結果 等
  • ガバナンス...取締役会・監査役会開催回数、株主・投資家の皆様との直接対話数 等
ESG DATA BOOK 2022
【ご参考】

イトーキのワークプレイス事業について

株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。

コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、ワーカーが"集合して働く"環境づくりのための製品・サービスのほか、在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの"分散して働く"環境を支える商品、さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。

本リリースへの
お問い合わせ先

株式会社イトーキ
コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-6910-3910

報道関係者
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株式会社イトーキ
コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-6910-3910

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