
レスピテック
ずっと続く、
快適な座り心地を追求、
2層構造による「呼吸する座面」

新世代のタスクチェアに求められる性能を
⾼い次元で実現するために、
イトーキが新たに開発した⾼機能素材「レスピテック」。
2層構造により“呼吸する座⾯”を可能にし、
さらに、従来素材のさまざまな課題を解決。
オフィスの「座る」を変える、
ずっと続く、快適な座り心地を実現しました。
レスピテックとは
What is Respitech
「レスピテック」は、座⾯素材を〈触感層〉と〈クッション層〉の2層に分け、それぞれに求められる性能を追求。
クッションの物理特性と心理特性の関係に基づいた設計をベースに、
さまざま観点から評価試験を繰り返すことで、クッション性のみならず、
通気性・耐久性・環境適合性の最適解を導き出し、従来にはない⾼機能素材を開発しました。

- 1st Layer触感層
- 繊維が縦⽅向に⾼密度に並んだポリエステル不織布構造体で、⾼触感かつ⾼弾⼒でムレにくく、⾼い通気性を持ちます。
- 2nd Layerクッション層
- 熱可塑性ポリエステルエラストマー繊維が、たくさんのループを描きながら三次元⽅向につながった構造体で、3つの硬度の層で構成されており、すぐれたクッション性・通気性・耐久性を持ちます。

4つの特性
Four features
「レスピテック」は、⼀般的な座⾯素材であるウレタン同等の快適なクッション性を保ちながら、
通気性・耐久性・環境適合性において、すぐれた性能を発揮します。
- 01クッション性CUSHIONING
- 02通気性BREATHABLE
- 03耐久性DURABILITY
- 04環境適合性ENVIRONMENTAL
COMPATIBILITY
01クッション性CUSHIONING
座り心地の、理想的なバランス
クッションの物理特性と心理特性の関係に基づき「新しいここちよさ」を設計。その両側⾯からの試験を繰り返し、理想的なバランスを追求。体圧を分散させて快適な座り心地を提供します。
座面上体圧分布図

02通気性BREATHABLE
長時間の着座でも、ムレにくい
空気を通す素材を重ねた独⾃の構造によって、⼀般的なウレタンクッションにはないすぐれた通気性を実現。着座時の⾝体と素材の間の温湿度上昇を抑制し暑熱感やムレ感を低減しました。
※環境:23℃50%RH
スキンモデル:37℃/水吐出量60g/㎡/h
測定:座骨箇所の上にスキンモデルを設置し座面と熱板の間の湿度を測定。
熱板-試料間湿度 3時間計測

03耐久性DURABILITY
⾼い弾性を持ち、へたりにくい
従来のウレタン座面と違い、高い弾性を持つため、荷重をかけても元の形状へしっかりと復帰。経年使用による厚さの減少(ヘタリ)が少ないことを確認しています。
※圧縮力:男性95%ile相当(800N)
耐久試験後の座面の厚みを計測(150,000回)
背座耐久試験後と試験前の厚みを比較

04環境適合性ENVIRONMENTAL COMPATIBILITY
100%リサイクルが可能
従来リサイクルができなかったウレタン座面と違い、触感層・クッション層ともにマテリアルリサイクルが可能な素材です。環境にも身体にも優しい素材でここちよく使用することができます。

定番のウレタンを超える
⾼機能 次世代座⾯
クッション性 | 通気性 | 耐久性 | 環境適合性 | |
---|---|---|---|---|
レスピテック | ○ | ○ | ○ | ○ |
モールドウレタン | ○ | × | △ | × |

ウレタンとの機能性比較