イトーキでは、ビジョンステートメントとして「人も活き活き、地球も生き生き」を掲げ、生き生きとする美しい地球と、そこで活き活きと活動する人々が、互いに作用しながら織り成していく、躍動感ある未来を求めて企業活動を行っています。その代表的な取り組みが、ユニバーサルデザインと環境保全活動の普及です。
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産学官連携の活動は、人生100年時代と言われる多様な長寿社会の生活とニーズに対する理解を深め、日本社会の急速な高齢化による社会システムや生活環境の変化に対応する方策を見出すことを目的に、安心で活力ある長寿社会の実現に向け、東大教授と分野・業種の枠を超えた企業間のネットワークによるイノベーションと新産業の創出を目指し、高齢社会全般にかかわる諸課題を研究しています。
イトーキは、2011年度からこの活動に参加し、各分野のワークショップや各地で開催される「高齢者の集い」「産学官民連携のまちづくり」「QOLを高める居場所と地域コミュニティ」「新しい就労モデルの考察」「健康」「生活を支援するロボテックス」などにかかわりながら、変化する超高齢社会の中で、人が活き活きと暮らせるようユニバーサルデザイン、ユーザーオリエンテッドデザインなど、未来に向けた新しい価値創造・共創活動に取り組んでいます。
地域包括のしくみを促進する地域のコミュニティづくり
新しいワークスタイル(モバイルーワーク)についての交流会
高齢者の集い
コミュニティを創る
ワークショップ・研究会
産学連携の情報共有
2020年10月にイトーキは一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第3回エコプロアワード」において、働くことをユニバーサルにする取組みが評価され「奨励賞」を受賞しました。 第1回エコプロアワードでの奨励賞に続き、2回目の受賞となります。
エコプロアワード2020 奨励賞受賞
ON(仕事)とOFF(生活)の切り替えがしやすい
在宅ワーク家具ONOFF
軽くて持ち運びやすい在宅ワーク家具UBIQ
イトーキは在宅ワークを近未来の働き方の一つとしていち早く注目し、在宅ワークを支援するための製品やサービスの展開に注力しています。2019年に家庭用家具としてイトーキが発売した「ONOFF」と「UBIQ」は、利用者視点で開発が行われた製品で、千差万別なテレワーク環境に応える工夫が随所に施されています。コロナ禍により在宅ワークが急速に推奨される情勢となり、近未来の働き方を見越して開発されたこの2製品は突然の社会課題に大きく貢献しました。木材とスチールという製品構成、 部品点数の少ないコンパクト設計のため、製品ライフサイクル全体で発生する温室効果ガスを抑えることができ、「気候変動対策」といった環境配慮における社会課題にも貢献している製品です。
イトーキは「人も活き活き、地球も生き生き」をビジョンステートメントに掲げ、事業活動の全ての領域において徹底的な環境配慮を続けながら、様々な状況下のワーカーが活き活きと持続的に働くことができる環境づくりに今後も努めてまいります。
地域住民との鎌倉リビングラボによる共創活動の風景