WORKPLACE DATA BOOK(ワークプレイス データブック)

イトーキでは2014年から、イトーキがオフィス作りに協力させて頂いた企業様のデータを「WORKPLACE DATA」として毎年まとめています。過去のデータを並べてみるとオフィスに求められる機能の機微な変化を大きな流れとして読み取ることができます。今日のように働き方が大きく変わってきている黎明期においては、その変化の流れが一段と速くなってきている傾向にあります。

また、働く場所がオフィスだけではなくなっていることによって、オフィスで求められるものはコミュニケーション・コラボレーションという、人と人とが織りなす場がさらに大きくなっています。1 on 1 や二人作業のスペースは顕著な例かもしれません。

オフィスもアップデートが必要です。皆様の新しいオフィスづくり、または働き方と空間がマッチしなくなった際に、比較検討材料の一つとしてこのページをご活用いただければ幸いです。

※掲載しているデータは、イトーキが関与した改修や移転により、オフィスを刷新した90事例のデータをまとめたものです。
   (首都圏・関西を中心に2017年~2019年に竣工した案件を無作為に抽出)
   業種・形態もさまざまであり、人数規模も小〜大規模に及んだ集計となっています。

01. オフィス全体

オフィスは、どんな空間で構成されている?

オフィス全体の面積比率

オフィス全体の面積比率

DATA POINT
  • オフィス全体の面積構成比は昨年から大きな変化はみられなかった。年々微増していた執務面積が今回は2%減り、業務支援面積がその分増加した結果となった。
  • 個室執務面積は0.3%とほぼ0%であった。

1人(席)あたりの面積

オフィス面積

8.3㎡/人(席)

執務席面積

5.1㎡/人(席)

DATA POINT
  • 執務席として使用するデスク1席あたりのオフィス全体面積は8.3 ㎡/人(席)であった。
  • オフィス計画開始時の入居予定に人員は1.1~1.25 倍程度と想定する例が多いため、9.1~10.4 ㎡/人(席)程度と想定される。

02. 執務室

執務室内のデスクサイズの主流は?

デスクサイズ採用割合

デスクサイズ採用割合

DATA POINT
  • 執務室に設置されているデスクの開口サイズは1200㎜が半数程度を占めている。
  • 固定席採用企業では1400㎜以上の開口サイズを採用しているのが4割程度、フリーアドレス採用企業は1000㎜以下の開口を採用してるのが2割程度あり、2極化が進んでいる。

どのようなレイアウトが導入されているの?

フリーアドレスの採用率

56.7%

上下昇降デスクの採用率

16.7%

役職席一般島内設置率

21.1%

DATA POINT
  • フリーアドレス採用率の内訳は、全席フリーアドレスが10%、フリーアドレスと固定席との併用が46.67%であり、年々増加傾向である。
  • 上下昇降の採用率も増えてきており、顧客の健康志向が伺える。
  • 役職席を「一般島内」に設置するスタイルも増加しており、オフィスのフラット化が進んでいる。

執務室内の自席の他に自由に選べる席は?

1人あたりの席数

0.4席/人

Ex 500人オフィスの場合 500人 x 0.4 = 200席

DATA POINT
  • 執務室内の自席の他に自由に選べる席は年々増加傾向にある。
  • 一席をシェアしている人数は2.7人であった。

自由に選べる席のスタイルの割合は?

自由に選べる席のスタイルの割合

DATA POINT
  • 従来オープンミーティングと呼ばれていた自由に選べる席は、働き方の変化を迎えている昨今、バリエーションが多様化してきている。
  • 上下昇降を取り入れている企業は3割であった。

執務室内にマグネットスペースはどれくらい設置されている?

マグネットスペース設置率

1人あたりの面積

0.2㎡/人

機能別設置率

機能別設置率

DATA POINT
  • 執務室内のワーカー同士を偶発的に結び付けるためのマグネットスペースは、昨年に引き続きコピーコーナーが最も多かった。
  • 特にフリーアドレスを採用している企業はマグネットスペースを意図的に設ける傾向にあり、リフレッシュやパントリーをコピーコーナーに併用するケースが多く見られた。

03. 会議室・応接室

会議室の規模は、どれくらい?

会議室・応接室 規模別構成比

会議室・応接室 規模別構成比

1人(席)当たりの会議・応接室面積

1.2㎡/席

会議室・応接室の仕様や機能は?

ガラス間仕切の採用率

72.7%

プロジェクターの採用率

78.4%

モニターの採用率

84.1%

DATA POINT
  • ペーパーレス化への取り組みとして、投影機能の設置を挙げている企業が多く、会議室全体の7割以上に採用されている。
  • 特に小・中規模の会議室では、より鮮明に見えるモニターを採用する企業が多い。

04. 役員室

最近の役員室の傾向は?

役員執務室の導入率

58.9%

1室あたりの面積

31.8㎡

ガラス間仕切を採用している役員執務室

44.8%

DATA POINT
  • 役員執務室内や役員会議のミーティングスタイルは機能的に使えるテーブルタイプが多い。

役員室のミーティングのスタイルは?

役員室のミーティングのスタイルは

05. 業務・生活サポート

リフレッシュスペースは、どれくらい配置されてる?

リフレッシュスペースの設置率

77.8%

1人(席)当たりの面積

0.4㎡

DATA POINT
  • リフレッシュスペースの設置率、1人あたりの面積ともに年々増加傾向にある。
  • リフレッシュスペースを採用企業のうち、独立した部屋として設けている場合は5割である。

1人あたりの収納量は?

執務室内

1.6fm

幅90cmのキャビネットの引出し2段程度の量

オフィス全体

1.8fm

幅90cmのキャビネットの引出し2段強程度の量

※fm(ファイルメーター):書類やファイルの量を表す単位。書類の大きさにかかわらず、積み上げた時の高さをメートル単位で表す。キャビネットや保管庫の収納量を決める際などに用いられる。

複合機はどれくらい?

38人(席)に1台

DATA POINT
  • 執務室内の収納量は毎年減少傾向にある。
  • 文書削減・ペーパーレス化によりデジタル化を推進する企業が増えてきていると考えられる。

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