震度7※1の揺れにも耐え抜く安全設計のスチールパーティション「高耐震間仕切 G 」。 地震の際、パーティションがしなやかに動くことで地震エネルギーを吸収し、震度7※1の揺れにまで耐え抜きます。「減災」という考えに基づいて、より安全で快適な室内空間をサポート。万が一の時にも、あなたの職場をしっかりと護ります。
※1 『兵庫県南部地震・神戸波』『東北地方太平洋沖地震・芳賀波』で振動試験を行い安全を確認しています。
地震を防ぐことはできない。 ならば、できる限りの「減災」を。
イトーキは、阪神淡路大震災以降の数々の震災を受け、近い将来に再び起こり得る大地震に備え「地震に強い」空間づくりを考えました。たどり着いた答えは、「減災」という考え方。 ポイントを見極め、その場所をしっかりと護ります。
大震災を経てわかった、
私たちが直面するリスク。
近年発生した震度5強~7といった大きな地震の際、建物の倒壊は免れたものの、私たちの働く場である建物内部では「建築非構造部材」である“天井の崩落”や“壁の破損”が生じ、人的被害を含め深刻な被害が数多く報告されました。
人的被害を減らすこと、事業継続を可能にすることが最重要。
甚大な被害をもたらす地震へのリスクマネジメントは、日本の企業にとって重要課題です。「地震に強い」空間づくりのために護るべきポイントは、例えばこのような場所。
避難経路(通路)
すみやかに退避できるよう、非常時に避難経路となる通路はしっかり保全。
備蓄倉庫/会議室・集会室
災害時に必要な飲料水などを保管している備蓄倉庫や、災害対策本部の設置や避難場所として使用できる会議室を護る。
サーバールーム
大型情報機器を護ることで、スムーズに事業を再開することが可能に。
震度7※1から私たちを護るスチールパーティション。
「地震に強い」空間づくりを考えぬいた結果たどり着いた、「減災」という考え方。 そこで、震度7※1の揺れにも耐え抜く安全設計のスチールパーティション「高耐震間仕切 G 」が生まれました。
■ロッキングタイプ
1.層間変位追従性能
現行パーティション基準の約5倍の変位量にも 追従することを試験で確認しています。
●建築物の変形(地震時)
●その時、建物内のパーティションは…
高耐震間仕切 G⇒階高4200mm×層間変形角1/40=層間変位105mm 現行基準⇒天井高3000mm×層間変形角1/150=層間変位20mm
2.水平加速度:天井面
天井面※に現行基準の倍以上の揺れの力を加えても パネルの脱落、倒壊のないことを試験で確認しています。
※高耐震補強された天井の場合
水平加速度2.2Gとは、地震の時に体重60kgの人が
132kgの力を真横から受けるような揺れの強さです。
●現行基準
●高耐震間仕切G基準
1. 層間変位追従性試験
建物に層間変形が発生した状態を再現し、パーティションを強制的に面内変形させて追従性を確認します。1回だけでなく、実際の地震を想定して10回の連続加力試験も独自に行っています。
2. 振動試験
実際の地震波による振動試験を行い、天井面の加速度などを確認しながら強度や耐震性の検証をしています。各種天井やOAフロアと共に試験体を建て込んだ複合試験を行っています。
3. 分布圧試験
人の寄りかかりなどに対する強度の試験です。
4. 衝撃試験
主として、人が衝突した場合の衝撃を想定した試験です。
5. 音響透過損失試験
強度や耐震性だけではなく、パーティションの基本性能として重要な遮音性能の試験です。
■パネルスタイル
豊富なパネルバリエーションで、護るべき場所に合わせた空間演出を。
■パネルカラー
■巾木カラー
■仕様
■防火性能
不燃認定
NM -1763:スチール樹脂焼付塗装
NM -2525:クロス貼り
NM -1052:木目柄塗装鋼鈑
NM -3932:ピュアクリーンコート鋼板
■防音性能
音響透過損失
ロッキングタイプ 32.0dB(500Hz)
※全面パネル1枚