オフィスの情報はデータへの移行が進んでいますが、文書や物品の管理、情報漏洩防止は重要な経営課題です。セキュアシンラインは、簡単な操作と充実した機能を持つ収納セキュリティシステムです。
キャビネットタイプとロッカータイプをラインナップし、それぞれに多彩なバリエーションの構成が可能です。
利用者ごとに権限を設定
キャビネットタイプはキャビネットごとに、ロッカータイプは扉ごとにアクセス可否を設定することができます。利用者はアクセス権のあるキャビネットや扉のみ解錠できます。
自動で施錠
利用後に引出しや扉を閉めれば、自動で施錠します。施錠のための操作は必要なく、スムーズに使用することができます。また、一定時間以上、引出しや扉が開放されたままの時はアラームが鳴り、閉め忘れを防止します。
履歴を管理
いつ、だれが、どのキャビネット・扉を利用したかの履歴のほか、異常の履歴が記録できます。日付やキャビネット番号で検索して確認することができ、重要書類の流出に抑止効果があります。履歴データはCSV形式で自動バックアップも可能です。
柔軟な増設・移設対応
部屋やフロアをまたいだ管理が可能なほか、組織変更やオフィス運用変更に伴った移設や増設にも対応します。
多様な認証方式
かざすだけで利用できる非接触ICカードのほか、テンキー、磁気カード(オプション)といったさまざまな認証方法に対応が可能です。キャビネットタイプでは、2人の認証がなければ利用できないダブル認証を設定することもできます。
すぐれた収納効率
キャビネットタイプは、カードリーダユニットなどが組み込まれた制御部を、キャビネット中央にコンパクトに集約しています。キャビネット内にデッドスペースを生じることなく、書類を効率的に収納することができます。
スケジュール管理
キャビネットや扉に対して、時間帯ごとに利用制限の設定ができます。たとえば、一定の時間帯は管理者だけしかアクセスすることができないように設定することができます。1日5パターンまでの設定が可能です。
機器間連携に対応
オフィスセキュリティシステム(Seculecti/セキュレクティ)を導入すれば、入退室管理システムやカギ管理システムなどのセキュリティ機器が一元管理できます。
スタンドアロン運用
PCがダウンし、セキュアシンラインがスタンドアロン状態になっても運用が可能です。セキュアシンライン本体側で最大5,000件の履歴を保持します。
キャビネットコントローラ
ICカードのユーザーIDを解析し、電気錠の解錠/施錠制御や、扉の開閉を監視して履歴の記録やこじ開け発報を行います。
認証装置
LCD表示部、カードリーダ、テンキーで構成され、操作ガイド・状態表示と非接触ICカードの認証を行います。テンキー併用の認証も可能です。
解錠表示用パネル・解錠ボタン
キャビネットの解錠可能状態の表示と解錠操作を行います。
次のような流れでキャビネットの操作を行います。
カードリーダ(認証部)
非接触ICカードのID情報を読み取り、認証を行います。認証成功は青い〇、認証失敗は赤い×、光・色・音でわかりやすく表示します。
扉部LEDランプ
カードリーダで認証されたアクセス権のある扉は緑のLEDランプが点灯します。
(扉Aにアクセス権のあるAさんが扉を開いて物品を出し入れする場合)
キャビネットタイプ |
ロッカータイプ |
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システム規模 | 接続可能台数 | 500連/システム (10連/ブロック、20鍵/ブロック) |
1,600扉/システム (32扉/ブロック) |
最大ユーザー数 | 12,500人/システム(250人/ブロック) | ||
履歴件数 | 100,000件/システム | ||
管理パソコン スペック |
対応OS | Windows 8.1 Professional 以上 32bit/64bit Windows 10 Pro 以上 32bit/64bit |
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ブラウザ | Microsoft Internet Explorer 9.0 以降 | ||
データベース | SQL Server2014 Express | ||
HDD | 空き容量 40GB以上(推奨) | ||
ネットワーク | Ethernetポート1個以上 | ||
その他 | USBポート 1ポート以上 DVDドライブ |