かつてない快適性、かつてないデザイン性。
最先端の人間工学から生まれたかつてないチェア、スピーナ。
デスクワーク環境をドラスティックに革新するプロダクトデザインは、2007年グッドデザイン賞金賞を受賞。
デスクチェアの到達点が、ここにあります。
無意識のうちに最良の座りに誘導され、後になってからその快適性に気付く。 スピーナは、相手を察する日本の「もてなしの心」を体現したチェアです。
日本家屋の柱や梁の美しいバランス、立て格子の障子から入り込む柔らかな光などをデザインに取り込み、モノのあり様においても共通する美意識を貫いています。
今、ビジネスに求められるのは、個々の創造性。
進化するデスクワークにおいて、人とチェアの関係も深化が求められます。
スピーナは、高次元の快適さで働く人のクリエイティビティをサポート。
大胆かつ繊細に人間の体にフィットする座面と背の動きは、綿密に計算され、決定されています。
フレキシブルでありながら、安定感あふれる座り心地。
一度腰をおろすとその差は歴然です。
着座と同時に座が沈み込みながら後方へスライドするパッシブ・スライド・シート(P.S.S)機構と、背もたれランバー部が前方にせりだすアクティブ・ランバー・サポート(A.L.S)機構により、深掛け前傾時や浅掛け時も腰をしっかりサポートします。
ランバー部は、着座位置の変化や姿勢の変化にも自動的に追従し、調整の必要はありません。人がチェアに合わせて座るのではなく、チェアが人に合わせて動く、人にやさしい機構です。
常に腰をサポートし、背骨のS字ラインをキープ
背もたれの体圧分布
背もたれの体圧分布からもわかるように、着座位置の変化や姿勢の変化にかかわらず、常にランバーによって腰がサポートされ ています。背骨の後方回転を未然に防ぎ、正しい背骨のS字ラインを自然に維持することができます。
スピーナは、イトーキ独自のベンディングシートをさらに発展させ、従来にくらべて、座面のスイートスポットを前方に100mm拡大しました。それにより、広範囲にわたる快適な座り心地を実現しています。
100mm前方の朝掛け時の体圧分布
樹脂とゴムの中間的な「エラストマー」を素材に、縦リブ形状にレイアウト。デザイン性を際立たせると同時に、べとつき感や無機質な肌触りといった弱点を解消。背中との間に空気の層をつくることで、理想的な温度調節を実現しています。
エラストマーとウレタンの温度比較
28°C(クールビズ)の環境では、クロス+ウレタンに比べ熱がこもりにくい。
背もたれランバ一部の前方へのせり出しをとめることができます。 ※ロックしても後方へは可動します。
ロッキングの後傾角度の範囲を、初期固定/10°/20°の3段階に調節可能。 簡単なレバー操作で、仕事の内容に合わせ手軽に調節できます。
体重に合わせてロッキングの反力を調節できます。
身長に合わせ、レバー操作により座面高さを簡単に調節できます。
肘当て部は表面にエラストマーを、内部にはウレタンを使用することで、ソフトでやさしい触り心地を実現しています。最大100mmまで11段階(約10mmピッチ)の高さ調節と、内側に40°まで3段階(20°ピッチ)の角度調節ができます。
ブラック
スモークグレー
樹脂とゴムの中間的素材「エラストマー」を縦リブ形状にデザインし、背面に「面」ではなく「線」で接触します。樹脂特有のべたつき感を低減し、空気の流れを生みだすことで、理想的な温度調節を実現しています。
フロントビュー
バックビュー
姿勢の変化にフレキシブルに対応してからだになじむ、スリット入りのインナーシェルを内包。ランバーの変形にも追従し、柔軟でダイナミックに動きます。
背面はすべてブラック色になります。
フロントビュー
バックビュー
高級感のあるソフトな風合いのレザータイプ。姿勢の変化にフレキシブルに対応してからだになじむ、スリット入りのインナーシェルを内包。ランバーの変形にも追従し、柔軟でダイナミックに動きます。