社長インタビュー

ITOKIの存在意義とビジョン

2020年の創業130周年目の節目に向けて、「時代の先端を切り開き、グローバル社会に貢献する高収益企業」の実現を目指し、日々邁進を続けているイトーキ。2017年1月には、ミッションステートメント『明日の「働く」を、デザインする。』を発表しました。このミッションステートメント策定の背景やそこに込めた思い、イトーキの目指す姿などについて、平井社長にインタビューしました。

  • 2017年3月に実施されたインタビューによる記事です。
Q1.
ミッションステートメント『明日の「働く」を、デザインする。』の策定に至った背景について、お聞かせください。

イトーキは創業以来、「空間・環境・場づくり」を通じて、社会の幸福の創出に努めてきました。

インタビュー風景

その中で、イトーキの社会的存在意義は、人が活き活きと活動している躍動感ある社会を実現し、その社会を支えている地球も生き生きと永続的に持続していけるような姿にあると考え、企業コンセプト「人も活き活き、地球も生き生き」を掲げ、社内外での共有・浸透を図ってきました。
ではイトーキは、その実現のために具体的に何をするのか? 私はこの問いを、「未来のイトーキの姿」というテーマで、社長就任以来、若手社員から経営幹部まで幅広く、社内で議論してきました。その結果、具体的なミッションを明文化し、そのもとで、全社一丸となって一つのベクトルに向かいたい、というのが、今回のミッションステートメント作成の背景です。

Q2.
『明日の「働く」を、デザインする。』には、どのような思いが込められているのでしょうか。

『明日の「働く」を、デザインする。』――この一文には、イトーキのありたい姿、イトーキの考え方や志が集約されています。私を含め全社員が、日々の仕事や日常の行動の中で、常に"自分は、明日の「働く」を、デザインできているか?"と立ち返る道標でもあります。社会の皆様にも、"イトーキは、明日の「働く」をデザインする会社である"と広く認知いただけたらと思います。
まず、『明日の』という部分には、イトーキが創業以来持っている「新しいもの」に対する憧れ、そして、実際私たちの明るい「未来」をイメージする表現として、また、常にお客様に「明日」をご提供したい、という思いを込めています。
『「働く」を、』は、我々が「場所」を起点に考えるのみではなく、「働く全ての人たちの活動」に視点を移し、今まで以上に柔軟な概念で市場を捉えていくことを示しています。働く人々の活動をあらゆる側面から支援していきます。

そして『デザイン』という言葉には、お客様の潜在的ニーズはもちろん、まだ気付かれていない潜在的ニーズを見抜き、コンセプトを立案・設計し、持ちうる技術・知識によって、最終的にお客様の課題を解決するソリューションを形にする一連の流れを表現したものです。デザイナーと名の付く職種にとどまらず、営業、生産、開発、スタッフなど、すべての社員が、個々の仕事の中で、お客様の立場に立ってデザインし、新しい価値を生み出す全てのプロセスを広義に捉えています。
最後に『する。』で締め括ったのは、「しよう」という掛け声でもなく、「したい」という希望でもなく、「する」という強い意志を表しています。
明日の「働く」をデザインし、より良い未来をつくっていくことを強い意志で実践していきます。

インタビュー風景

Q3.
働き方改革が注目される中で、イトーキがデザインする「働く」とは、どのようなねらいがあるのでしょうか。

イトーキは、自社で製造・販売する家具があることを一つの強みとし、さらに、「空間・環境・場づくり」を通じてさまざまな知見を培ってきました。
目に見えるプロダクトも、目に見えないソフトも、総合的に扱い、時には他業種の企業とも協業しながら、お客様の生産性を高め、そこに働く人たちの快適性や健康の向上、さらには環境負荷の低減に至るまで、全体最適の視点で、お客様にトータルでソリューションをご提案し、デザインし、「働く場」として形にする。これが、イトーキの提供する価値だと思っています。

今、社会的な課題として「働き方改革」が叫ばれており、私は「いよいよ我々の出番だな」と感じています。「働く場」が注目された時代は過去にもありましたが、「働き方」にここまで注目が集まるのは、今が初めてではないでしょうか。「働き方」があるからそこに「働く場」があるわけですから、「働き方」は「働く場」の上位概念です。イトーキは今こそ、蓄積した知見やノウハウを発揮し、同時に我々自身ももっと知見を積み上げ、「空間」や「場」をどう仕上げていくかにとどまらず、「働き方」にまでさかのぼって、さまざまなご提案をしてまいりたいと思います。

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Q4.
イトーキ社内では、どのような働き方改革を進めていますか。

私は、「CS(お客様満足)はES(従業員満足)があってこそ」だと考えています。
イトーキがお客様にご提案する「働く場」の革新や「働き方」の改革は、見方を変えれば、そこで働いている方々の幸福感の追求とも言えますが、企業で働く人たちの幸福を考える我々自身が、仕事に幸せや誇りを感じていなければ、CSを実現することはできません。
イトーキ社員は、自らが働く実体感やそこでの経験を、価値としてお客様にお届けできる存在です。ですから、イトーキが自らの『明日の「働く」を、デザインする。』ことがとても重要です。

すでに、ダイバーシティの推進や長時間労働の撲滅などの働き方改革に取り組んでいますが、当社施設であるイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAにおいて行っている各種働き方改革の実証実験をもとに全社展開を進めていきます。そしてそこで得られる成功事例や失敗経験を、お客様への価値提供につなげてまいります。

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Q5.
最後に一言、ステークホルダーの皆様にお願いします。  

生産性や働く人の健康、さらには社員の働きがいが向上すれば、一人ひとりの社員の持つポテンシャルが引き出され、個々が最大限のパフォーマンスを発揮し、企業そのものの成長を押し上げます。
皆様とともに『明日の「働く」を、デザイン』し、感動を分かち合いながら成長することで、日本を、そして世界を、より元気にしていければと思いますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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