

新入社員研修や管理職研修など階層別教育のほか、各部門に必要な専門教育として部門別教育を行い、さらに各種資格の取得支援も実施しています。

イトーキの評価制度は、目標の達成度で評価する「業績評価」と職務遂行能力と執務態度で評価する「職能・執務評価」から構成されています。目標設定・評価は本人の申告や上長との面談をふまえて決定され、給与・賞与・昇格に反映されます。社員一人ひとりの目標達成の積み重ねが会社の業績に結びつくという考え方のもと、賞与の総枠は会社業績に連動するしくみを採用しています。
「イトーキアカデミー プラス」は、営業力強化プログラムであるイトーキアカデミーシリーズの1つで、自主参加型の研修です。2010年度は、首都圏の若手社員を中心に集まり、オフィスの基礎的な知識の習得や、営業スキルの向上を目的として、5月から11月にかけて計12回開催しました。ロールプレイやワークショップを取り入れ、より実践的なカリキュラムにより、営業スキルのブラッシュアップを行っています。
イトーキでは多彩な人材が活躍できる職場の風土づくりと、その活性化を目指し、各種制度を充実させ、仕事と家庭を両立できるワークライフバランスの推進を行っています。
| 女性 | 男性 | 総数 | |
|---|---|---|---|
| 正社員総数 | 384人 | 1,388人 | 1,772人 |
| 正社員以外の 雇用人数 (直接雇用する 契約社員) |
40人 | 314人 | 354人 |
| 従業員平均 年齢 |
35歳7カ月 | 43歳7カ月 | 41歳7カ月 |
| 従業員平均 勤続年数 |
10年8カ月 | 16年8カ月 | 15年8カ月 |
| 障がい者雇用人数 | 4人 | 26人 | 30人 |
| 障がい者雇用率 | 1.72% |
||
| 再雇用人数 | 0人 | 79人 | 79人 |
| 産休取得者数 | 12人 | 0人 | 12人 |
| 育休取得者数 | 14人 | 0人 | 14人 |
| 短時間勤務者数 | 26人 | 0人 | 26人 |
| シフト勤務者数 | 4人 | 2人 | 6人 |
正社員および正社員以外の雇用人数の集計は、当社が定める各種規程・制度の対象となる社員および契約社員を対象としています。産休・育休取得者数は、2010年度に休業を開始した人数です。
育児休業・短時間勤務期間の延長など育児・介護支援制度を拡充し、仕事と家庭の両立を支援する働きやすい体制・職場環境づくりを推進しています。
また、従業員のモチベーションを高めるために、職務上の成果や改善、提案活動に対する各種報奨制度も導入しています。
イトーキ西日本支社では、2009年1月に子育て応援宣言をし、引き続き登録制度に参加しています。会社全体としては、配偶者出産時の特別有給休暇や育児中の短時間勤務制度など、法律以上の制度を導入し、従業員の子育てと仕事の両立を応援しています。
【ワークライフバランスのために】
多様な働き方の実現を目指し、制度の検討や長時間労働を減らす試みを行っています
イトーキでは、人事部を中心に社員とともに、評価制度や昇降格基準、賃金・諸手当、人材育成、育児・介護、定年再雇用など、多様な働き方を実現する人事制度を検討しています。
イトーキは、障がい者の採用を進めています。2010年度の障がい者雇用率は1.72%でした。製造派遣の直接雇用により総従業員数が増えたことも雇用率低下の要因として挙げられます。しかし、経年で法定雇用率(1.8%)を満たしていないことを課題と捉え、今後も継続してハローワークや障がい者向け情報サイト等での情報提供と採用の機会づくりを行い、障がい者雇用率の向上に努めていきます。なお、採用・配属後は、様々な職種で各自の経験、スキルを活かして活躍しています。
定年を迎えられ、働く意欲の高い方を対象に、最長65歳まで再雇用する制度を導入しています。長年の業務で培われたノウハウや知識、技術を若い世代へ継承し、年代を超えて活き活きと働くことのできる環境づくりを目指しています。
労働時間管理の適正化に向け、時間外労働や休日出勤の事前申請制度の徹底など、長時間労働・労働時間管理に対する社員全員の意識改革を推進しています。2010年度は、部門ごとに時間外の原因を究明し解決するため、「業務改善計画書」の作成を毎月実施しました。社内掲示に伴い、課題業務の「見える化」を実現し、また調整可能なものから実行に移し、対応しています。
適正な労務管理への理解のため、労働時間管理ルールを説明したハンドブックを作成しています。イラストにより、さまざまな勤怠に関する疑問や、最低限知っておく必要がある事項をわかりやすく解説しています。新入社員研修の講義でも使用し、入社時から正しい理解を持ってもらえるよう指導しています。
社員の心身の健康については、社員が個人で意識をして自発的に取組むことが重要です。そこで、2007年度に、社員の健康増進をサポートするプロジェクト「IHM(イトーキヘルスマネジメント)」を立ちあげました。社員全員がIHMの基本理念を実現する「自律した社員」となれるような“活き活きと働ける環境づくり”を目指しています。
2010年度より新入社員と新しく4等級に昇格した社員が必ず受講できるように、階層別研修に組み込みました。2010年度は上記に加え、広島支店と名古屋支店で開催し、109名が出席しました。これにより2007年度からの延べ参加人数は1,613名となります。今後も開催を継続します。

健康診断を受診する意味や、40歳以上の方への人間ドック受診のすすめ、また検査結果の見方など、わかりやすくまとめた広報物を発行しました。未受診者を減らすことも大事ですが、受診するだけでなく、その後の自分自身でのフォローの大切さを伝える内容にし、健康への意識の向上に努めました。

健康診断受診促進の呼びかけのツールとして、オリジナルのポスターを各事業所に掲示し、さらなる受診率のアップを目指しています。
イベント的に楽しみながら学べる場の提供を目指し、各事業場で健康教室を開催しています。
その時々のタイムリーなテーマを選択し、社員が興味を持って参加できるように構成しています。
オフィス周辺のお店で、人気のランチメニューの栄養バランスやカロリーをまとめた「イトーキランチナビ」を発行しています。それぞれのメニューには、社団法人日本栄養士会様のご協力により、食事バランスガイドに加え、「栄養士アドバイス」をプラスしています。2008年度の東京版・大阪版に引き続き、2010年度は名古屋版・福岡版も発行しました。


人が主役の環境づくりを提唱するイトーキは、法令を遵守し従業員が安全で安心して働ける職場環境を構築すると共に、健康の維持と増進に努めています。安全衛生管理活動は企業の最優先課題であり安全は企業活動の基本条件であることを全員が認識し、労働災害の防止を図ることを目的に安全衛生活動を積極的に推進しています。
上記の安全衛生基本方針に則り、労働災害ゼロを目標に、全社安全衛生委員会、事業場ごとの安全衛生活動、協力会社様との災害防止協議会、安全大会を基に活動しています。
関西工場、関東工場のデータ
| 休業災害件数 | 不休業災害件数 | 度数率 | 強度率 |
|---|---|---|---|
| 2 件 | 4 件 | 2.41 | 0.10 |
※度数率:100万延べ実労働時間あたりの労働災害による死傷者数
※強度率:1,000延べ実労働時間あたりの労働損失日数
労働災害が発生した際には、すぐ安全管理部へ連絡が入り、そこから全ての事業場の安全衛生委員会、関係会社へ「同様の作業、業務が無いか」、「どんな対策を立てているか」の報告を要請します。そして、その対策のうち、効果的なものを再発信することで、同じ災害を発生させないように各事業場とも緊張感をもって取組んでいます。
東京地区、関西地区ではそれぞれ年に1回安全大会を開催し、内装、建材、設備、物流等各部会の発表や安全表彰等を行い、安全衛生活動の徹底を行っています。2010年度は、関西地区安全大会を9月に開催し、協力会社28社とイトーキ関係社員19名が参加しました。関西では外部講師として寺西融氏(財団法人結核予防会)に「労務と健康」のテーマでお話いただきました。

2009年の新型インフルエンザ対策に始まり、罹患した場合の早期伝達と感染予防に向けた行動指針を再度徹底しました。健康保険組合の補助制度を利用し、社員へのインフルエンザ予防接種をすすめる一方、大きな事業所では、集団予防接種の機会を設け、感染予防対策に努めました。
「手洗い」や「うがい」の仕方など、知っているようで知らない効果的な予防方法をポスターで説明し、事業所へ掲示しました。個人のレベルでできる感染予防の意識を高める啓蒙を行っています。


イトーキ労働組合の組織は4等級(課長相当)までを組合範囲とし、職種の枠を越え、全国に展開しています。「働き方に関する意識改革」をテーマに、さまざまなコミュニケーション活動を通じて、活き活きと働くことのできる職場づくりを図っています。
業務改善、体質強化につながるアイデアを労働組合が中心となって集約し、会社側と議論する会議を設けています。
経営者と従業員、管理職と非管理職といった壁を取り払って思いを一つにし、努力が成果に結びつく好循環を生み出すことを目的に、労使コミュニケーションの充実を図っています。経営トップと職場リーダークラスとの意見交換会「イトーキの未来を語る会」や各地区での「部門長との意見交換会」を実施しています。
職種、世代、性別などに共通項を持つ社員同士のコミュニケーションの場を設けることで、活力あふれる職場づくりをはかっています。