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学習机・学習デスク
成長の著しい学童期に正しい姿勢を習慣付けることは、子供の健康のためにもとても大切なことです。また、集中力が持続しない疲れやすい姿勢は学習姿勢としてもふさわしくありません。学習机を良い姿勢でお使いいただくためのチェックポイントを簡単な図にまとめてみました。
背もたれ
背もたれに背中を当てる習慣=上体を真直ぐにして座る習慣
背もたれに背中が当たっていると骨盤の回転を防ぐことができ猫背になりません。背もたれと同じ位置まで深く腰掛けなくては上体は真直ぐになりません。背もたれに体重をあずけてもたれかかるということではありません。
≫座の奥行を調節
≫背もたれの高さを調節
照明の調節
■天板(机の上面)をムラなく照らしている
■目に照明の直接光が入らない
≫背もたれの高さを調節
天板と体の距離
おへそと天板(机の上面)とのすき間はこぶし1個程度が適当
前傾姿勢になるのを防ぎある程度の身動きが自由にできる位置です。
≫イスの設置位置で調節
座面のたかさ
イスの座高の高さはおへそと天板が同じ高さになる位置が適当
天板に腕を下ろして肘がほぼ90°になればOK。腕の位置が高すぎると作業時に前傾姿勢になりやすく、低すぎると腕を伸ばして作業することになりつかれやすくなります。
≫座面の高さ調節
太モモと座面の間隔
足置きの高さ
背もたれに背中を当てる習慣=上体を真直ぐにして座る習慣
背もたれに背中が当たっていると骨盤の回転を防ぐことができ猫背になりません。背もたれと同じ位置まで深く腰掛けなくては上体は真直ぐになりません。背もたれに体重をあずけてもたれかかるということではありません。
近年の学習机は長くお使いいただけるように大人向けの寸法になっています。また、木製品でシンプルなデザインが主流なために強度面の配慮から机の高さ調節機構がないものがほとんどです。正しい学習姿勢のための調整は主にイスですることになりますが、イスの座面の高さや奥行きの調節段階には限りがあり、完全にチェックポイントをクリアできないかもしれません。この場合は座面や背もたれの前にクッションを使ったり、お家にある空箱などを足置台として使うなどの工夫も有効です。少しでも理想に近い状態になるように調整してあげてください。また、座面の高さや奥行きを調整できるイスもありますので検討してみてはいかがでしょうか?
良い学習姿勢とは
疲れにくく集中力が持続する姿勢
■良くない学習姿勢
〜イスに浅く腰掛けていて、上体が前傾姿勢〜
写真1は、好ましくない学習姿勢です。イスの座面先端にお尻を引っ掛けるようにして座っています。上体が前傾姿勢になり体重を腕で支えているために疲れやすくなります。また、この姿勢では天板(机の上)までの距離も近くなり、近いものを凝視することで目が疲れやすくなります。
■良い学習姿勢
〜イスに深く腰掛け、上体が真直ぐな姿勢〜
写真2は、良い学習姿勢です。イスに深く腰掛け、背もたれに背中を付けた上体が真直ぐになった姿勢です。お尻の広い面積と足置きに真直ぐ乗せた足で体重を支えているので疲れ難くなります。また、上体を真直ぐにすることは椎間板への負担を軽くし、骨格の発育を妨げず、身体全体の血行も良くします。
猫背になってしまうのはなぜ?
原因の1つは「机から離れたイスに座っている」こと
視力が低下してくると机の上のものを近くで見ようとして猫背になってしまいますが、視力が正常でも猫背になって机に向かっている子供は多いようです。猫背の原因の1つには「机から離れたイスに座っている」ことがあげられます。机から離れているイスに座り勉強や読書をしようとすると机に近づこうとして前傾姿勢になってしまうからです。では、なぜ机とイスが離れてしまうのでしょうか。イスに座るには机とイスの隙間(すきま)から体を入れることになります。楽に座るためにその隙間を広めにしてしまうと、自然と机とイスは離れるのです。イスに座ってから机の天板を引き寄せるようにして、座ったままイスを机に近づければ良いのですが、小学校低学年では腕に力がないので体だけで机に近づいてしまいます。できるだけイスを机の近くにして座るようにお子様にアドバイスしてあげてください。イスのセット位置の目印を付けてあげるのも良いと思います。
勉強に適した採光・照明は?
机の上全体をムラなく明るく照らすこと
勉強のために適した机の上の照度は、小学生・中学生で300ルクス以上、高校生以上で500ルクス以上が必要です。昼間の室内の明るさを考えれば窓際に机を置きたいところですが、学習環境としては直射日光が当たる場所は好ましくありません。南向きの部屋であれば窓際を避けて、北向きの部屋では窓際に設置して明るさを確保しましょう。机の上の照度は室内全体の明るさ(全体照明)とスタンドの明るさ(局部照明)の合計です。100ルクスの全体照明(参考:6畳間、60Wでおよそ100ルクス全体照明)があればスタンドはその不足分の照度が補えればOKです。また、机の上の明るさにムラがあると目が疲れやすくなりますので、机の上全体を明るく照らすスタンドが必要です。良いスタンドを使っても強い照明の直接光が目に入っては逆に目に負担をかけてしまいます。体格に合わせて光源の高さ調節やシェード(かさ)の角度調整を使ってできるだけ直接光が目に入らないようにしてください。学習机付属の照明器具は机の上の局部照明として十分な照度が得られるものが多いようですが、机の上ばかり明るくても机の周りとの明暗の差が強すぎては目が疲れます。学習机を置く部屋の採光や全体照明などと合わせて考えることが大切です。
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