

1980年代半ばまでフォルムと機能を優先してデザインされてきたオフィス。そこにもうひとつのデザインすべき要素として、色彩が認識され始めた。そこでイトーキは、自動車メーカーなどのカラーシステム開発を手がけてきたクリノ・カステッリ氏が主宰するCDM(カステリ・デザイン・ミラノ)と契約。オフィスファニチュアにおけるカラーコーディネイトの三要素として色彩・素材・仕上げのカラー体系として「イトーキニューカラーシステム」を発表した。1990(平成2)年にはカステッリ氏の講演会を催すとともに、カラーシステムを採用したアソートライン、バーテブラチェア、シンラインキャビネットなどを展示し、カラーのイトーキをアピールした。