

高度経済成長に下支えされ、工場のオートメーション化とともに、その規模を拡大するオフィスにおいても合理化が必要とされ始めた昭和30年代。イトーキは、近代経営における文書管理システムとして、「事務合理化の第一歩はファイリングシステムから」という潮流を作り、特に地方自治体を中心に、事務の効率的運用とし執務環境の改善へ貢献した。さらに、帳簿への転記をなくした「伝票会計システム」、デスクを中心とした家具・事務機械・備品などの機能的な配置を提案した「オフィスレイアウト」を加えた、3大システムの販売によってシステムのイトーキの名を確立させるにいたった。