リスクマネジメント

イトーキグループでは、事業活動全般にわたって生じ得るさまざまなリスクを想定した対策を立て、リスクの発生頻度や影響の低減を図るなど、適切な管理を行うとともに、万一発生した場合の被害・損害の極小化と再発防止のためのリスクマネジメントに取り組んでいます。

リスクマネジメント体制

イトーキでは、2009年度よりコンプライアンスやセキュリティを含む幅広いリスクへの対応を統括するリスク管理部を設置し、「イトーキグループリスク管理基本規程」のもと、リスク管理委員会を中心としたリスクマネジメントを実行しています。
リスク管理委員会は、取締役、各本部長、総務、経理、経営企画、監査部門の長で構成されており、リスク管理方針の策定とリスク評価、対策レベルの決定をして下位に位置するコンプライアンス委員会、情報セキュリティ委員会や主管部門に対策を指示します。

リスクマネジメント体制

国内グループ会社のリスクマネジメント

グループ会社においても、「リスク管理推進体制」「コンプライアンス推進体制」「情報セキュリティ推進体制」に関して、事業内容に応じた適切な体制整備を行っており、イトーキグループとしてのリスクマネジメント体制の強化を進めています。

リスクマネジメントと対応

イトーキのリスクマネジメントは、外部および内部要因の変化など、想定されるさまざまな脅威に対して、リスクを洗い出します。洗い出したリスク対応の優先順位をつけるため、個々のリスクに対して、その発生頻度、影響度合をそれぞれ点数化して評価します。点数の多い重大リスクを委員会で管理し、それ以外のリスクを主管本部で管理しています。各リスクについては「リスク管理シート」により、具体的なリスク詳細、対策、関連部門・法規などを明記することで、リスクの未然回避と問題発生時の迅速な対応に役立てています。

リスクマネジメントと対応
リスクマネジメントと対応

レジリエンス認証の取得

レジリエンス認証

重点リスクの一つでもある「災害や事故による業務停止」への対策として実施している事業継続計画および事業継続体制の見直しと改善の取り組みが、内閣官房が定める「国土強靱化貢献団体の認証に関するガイドライン」に適合するものとして認められ、2022年11月に「レジリエンス認証」を取得いたしました。

※「 レジリエンス認証」とは、内閣官房が進める国土強靭化の趣旨に賛同し、事業継続に積極的に取り組んでいる企業・団体を「国土強靭化貢献団体」として認証する制度であり、認証取得団体は認証機関である一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会や内閣官房国土強靱化推進室のホームベージに公表されています。

重大リスクとその対応

重大リスクとその対応

2022年度のKPIと実績

2022年度目標 情報セキュリティ重大インシデントの発生ゼロ
被災影響の大きい製造部の事業継続体制構築完了(レジリエンス認証取得)
2022年度実績 情報セキュリティ重大インシデントの発生0件
レジリエンス認証取得完了

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